報道されることのリスク

犯罪を犯してしまったときに、それが報道されるかどうかというのは、非常に重要です。

最近では、報道された犯罪に関する事項をブログなどに転載するサイトも多くあります。そうしたブログなどに転載されてしまうと、いつまで経っても記事が消えることなく、インターネット上に残り続けてしまいます。
また、職場に知られてしまうため、懲戒処分を受ける可能性が高く、辞めざるをえない状況に追い込まれることも多々あります。近隣の住民にも知られることになってしまい、家族も肩身の狭い思いをし、事件が終わった後の更生にも大きな影響があります。

報道されるかどうかの基準

事件が報道されるかどうかというのは、実は、警察と新聞社のさじ加減次第です。警察が新聞社に情報をリークし、新聞社が報道価値があると判断すれば報道する、という仕組みになっている場合がほとんどですから、警察と新聞社の意向次第で報道されるかどうかが決まってしまうのです。

ですので、逮捕されてしまうと、その後報道されないようにコントロールすることは非常に難しくなります。

逮捕されないことが重要

ただ、逮捕されなければ、報道されることは非常にまれです。社会的な影響が大きいような事件でなければ、逮捕されない事件(在宅事件)が報道されることは少ないのです。

そのため、逮捕されないように自首をする、ということがひとつの有力な方法になります。

適切な方法で自首をすれば、逮捕されず、報道もされない、という場合が多くあります。

アロウズ法律事務所では、自首についても多くの経験を有しています。報道されてしまわないか心配な方は、ぜひご相談にお越しください。