自首とは

自首とは、捜査機関に犯人が誰であるか知られる前に、自ら出頭し犯人であることを名乗り出ることです。
そのため、警察が犯人を特定し、行方を追ってるような状況になってから出頭した場合には、法律上は自首として扱われません。この場合、単なる出頭ということになります。
出頭した場合でも、よい情状として評価されますが、自首した場合に比べると、やはりその評価は落ちます。

自首のメリット

犯罪行為を犯してしまった場合、自首をするというのはひとつの方法です。

自ら出頭することなく逮捕されてしまうと、そのまま勾留されて何ヶ月も拘束されることもありえます。事件が報道されるのは逮捕されたタイミングが一番多いので、報道されて周囲の人に知られてしまうことにもなります。

一方で自首をすれば、それらのリスクを避けられる場合があります。

自首する場合の注意点

上で述べたように、単に警察に出向くこと(出頭)と、法律上、罪が軽減されうる「自首」とは違うものです。
無暗に警察に出頭すると、その場で逮捕されてしまうということもあり得ます。
法律上の自首になる要件をしっかりと満たした上で、自首をすることが重要です。

アロウズ法律事務所では、これまで複数の自首案件を経験しています。豊富な経験に基づき、適切に自首できるようサポートします。