飲酒して運転した場合には、飲酒運転として処罰されます。

飲酒運転は酒酔い運転と酒気帯び運転に別れています。酒酔い運転は、呼気中のアルコール濃度にかかわらず酒に酔っている状態で運転していることを言い、酒気帯びは、アルコール濃度が基準値以上の状態で運転していることを言います。

なお、飲酒した状態で人身事故を起こすと、通常の状態で事故を起こすよりも重く処罰されます。

飲酒運転する、していると知りながら、車を提供したり、お酒を提供したり、飲酒運転の車に同乗したりした場合も、処罰されます。

飲酒運転事件でも、事故を起こさなければ、逮捕・勾留されないことが多いです。逮捕・勾留された場合でも、弁護士に依頼すれば、釈放される可能性を高めることができます。

飲酒運転事件では、事故を起こさなければ、被害者がいないため、二度と同じような事件を起こさないために、どれだけのことができるかがポイントとなります。事件を起こしてしまった原因を検討し、対策を考える必要があります。

裁判になった場合には、そうした取り組みを続けていることを裁判所にしっかりと伝えることが重要です。